2010年02月12日

<第三の酵素>筑波大チームが発見 たんぱく質とRNA協力(毎日新聞)

 生体内のさまざまな化学反応を橋渡しする「酵素」として、新しいタイプになる「第三の酵素」を、筑波大大学院生の萩原陽介さんと舘野賢(たての・まさる)准教授が発見した。10日発表した。病気になる仕組みの解明や生命の起源の理解に貢献する可能性があるという。

 これまでに確認されている酵素には、たんぱく質で作られたタイプと「リボザイム」と呼ばれRNA(リボ核酸)で作られたタイプの2種類がある。

 研究チームは、コンピューターを駆使し、生体内で誤ったたんぱく質が合成されるのを防ぐ過程を分析した。

 その結果、合成の過程に誤った分子が入ると、RNAとたんぱく質が協力して一つの酵素のように働き、分子を排除することが分かった。こうした協力関係が発見されたのは初めてで、新タイプの酵素として「ハイブリッド(雑種)酵素」と名付けた。

 生体内で物質が誤って作られることは、神経疾患に関係すると言われている。また、地球に生命が誕生したころ、たんぱく質製の酵素はなく、リボザイムが酵素役を担ったと考えられている。研究チームは「生命が進化する道筋の解明にも役立つのではないか」としている。【高木昭午】

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<外交機密費>「精査すべきだ」上納問題で福島担当相(毎日新聞)

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は6日、TBSの番組で、政府がかつて外務省報償費(外交機密費)を首相官邸に上納していた慣行を認めたことについて「過去の分を含めて精査すべきだ。(予算の『移用』を制限する)財政法違反でおかしいと言ってもいい」と述べ、上納の仕組みや使途などを調査すべきだとの考えを示した。

 福島氏は「官邸機密費と外交機密費があり、なぜ(上納までして)官邸機密費を増やしたのか」と述べ、上納の使途に疑問を表明。一方で「自民党政権の時は『それはない』と答弁していた。上納が(公に)出てきたのは政権が代わった意味だ」と語り、政権交代の意義を強調した。【西田進一郎】

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