2010年03月16日

【新・関西笑談】みんぱくのアンデス博士(2)国立民族学博物館教授・関雄二さん(産経新聞)

 ■失われた多様な文化を見ないと人間は傲慢さに征服されてしまう。

 −−5年越しの調査でお墓を発見された瞬間は「ヤバイッ」と。その後はいかがでしたか

 関 そこからがまた大変。墓は直径1メートル、深さ2メートルの縦穴で、その底にある骨や副葬品を一つずつ引き上げたのですが、穴に入り込んで骨のすき間に足を置き、穴のくぼみに尻を置き、夜通し20時間くらい作業しました。足は震えてけいれんするし、ときどき学生に「肩もんでくれー」とお願いして。最終的に全部取り出すのにまる5日かかりました。

 −−大変ですね。発掘では最新の機械などは使わないのですか

 関 レーザー光線を照射して距離を測ったり高さを出したりする機械はありますが、発掘の基本は手作業でなかなか機械化できないんです。

 −−現場での必須アイテムはありますか?

 関 いつも「マイ道具」を布袋に入れて持ち歩いています。まず焼き鳥のくし。ほどよい弾力があって、細かい作業にはあれが一番いいんです。昼ごはんの後はつまようじに使えるし。

 −−それは意外(笑)

 関 カニの身をほじくるやつとか、先が二またになっている雑草抜きもいい。木のはしをナイフで好きな角度に削った“マイはし”もあります。あとは大小の絵筆、ほこりをとばすブロワー、移植ごてなどです。ひまなときにホームセンターに行って使えそうなものを選びます。

 −−そんな愉快な道具たちを使って取り出して…

 関 はい。取り出した後にもいろいろあります。今や考古学は墓が出ました、骨が出ました、金が出ました、はい終わりじゃない。調査チームには土を調べる地質学者や、骨を調べる形質人類学者、食べ物を調べる専門家などがいて、出土品や骨を詳しく分析します。

 −−例えばどんなことがわかりますか

 関 人間の骨を調べれば、その人が何を食べていたかが分かります。骨のコラーゲンなんかに“記憶”が残っているんです。さらに自然死か、病死か、殺されたかも骨を調べればだいたい分かる。『貴婦人』はどうかなあ。殺されて埋葬されたか、死んだ人を別の場所から連れてきてまつったか…。詳しい調査はこれからです。

 −−古代のミステリーですね

 関 ええ。今回面白かったのは、地質学者の先生と神殿を構成する石がどこから運ばれてきたかを調べたら、毎日歩いて通っている場所が石材所で、目からウロコでした。

 −−楽しい発見ですね

 関 トンカチで石を割って、ルーペで見たり成分分析したりして調べるのですが、先生がいきなり神殿の石壁を割ろうとするから「ちょっと待って!」って(笑)。「ここ割らないと分かんないなあ。割りたい割りたい」「いやいや、割れてるところ探しますから」なんていいながら。

 −−漫才みたい(笑)

 関 古代人にインタビューできたら手っ取り早いんですけれど。それができない変わりに、こうやって少しずつ彼らの生活を解明していくんです。

 −−ずばり、そのこころは?

 関 私たちの仕事は、文化の多様性をみることだと思います。現在だけが人間の営みのすべてではなくて、歴史のなかで失われてしまった過去にも人間の活動の多様性がある。それを一つひとつみていかないと、人間はいつか傲慢(ごうまん)さに征服されてしまうと思うんです。ほら、生物も多様性がなくなると滅びるでしょう。同じことです。(聞き手 杉村奈々子)

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2010年03月12日

伊勢茶 紺がすり姿で初摘み 三重・四日市のハウス(毎日新聞)

 伊勢茶の産地、三重県四日市市水沢町で9日、鉢植えの株をハウスで育てた新茶の初摘みがあった。紺がすり姿の農家の女性15人が、室温15度に保たれたハウスの中で、鮮やかな薄緑色の新芽を手で丁寧に摘み取った。

 生産から直売までを手掛ける「安田製茶」が、5月の露地物シーズンを前に毎年、ハウスでの茶摘みをし、伊勢茶をPRしている。この日収穫した茶葉は約20キロ。安田長功代表(44)は「2月上旬の冷え込みで葉は小ぶりだが、渋みの少ないお茶になりそう」と話した。【井上章】

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2010年03月11日

原告と4700万円で和解=03年の内視鏡手術事故−横浜市(時事通信)

 2003年に横浜市立脳血管医療センターで内視鏡手術を受けた50代の女性が、後遺症で寝たきりになったとして、同市に損害賠償を求めていた訴訟で、横浜市は10日、女性に解決金4700万円を支払うことで和解が成立したと発表した。
 同日会見した大村崇夫同センター管理部長は「手術にミスはない」と医療過誤は否認したが、リスクなど診療に関する説明(インフォームドコンセント)が適切でなかったことを認めた。
 訴状などによると、女性は03年7月、脳内出血で入院し内視鏡手術を受けたが、手足が動かないなどの重い障害が残った。内視鏡手術は高度な技術と経験が必要とされるが、担当医師らに経験はまったくなかった。
 女性は05年3月、同市に対し2億8000万円の損害賠償を求める民事訴訟を横浜地裁に起こしたほか、執刀した脳神経外科の医師4人を傷害、業務上過失傷害容疑で告訴。刑事では07年に不起訴処分が決定したが、民事訴訟は08年3月に和解が勧告され、調停を進めていた。 

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posted by ヌノカワ トシオ at 13:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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